Meet Yuka Iwamoto

アメリカにて約１７年にわたり、高校・大学の運動部、理学療法士が経営するスポーツクリニック、そしてニューロリハビリ施設などで怪我や病気・神経疾患・動き辛さなどを持つ方々にリハビリの運動指導を行ってきました。現在はフェルデンクライス・メソッド 公認プラクティショナーとして、これまでの経験と知識と共に活動しています。

様々な「からだの動き」と「心の声」との出会いの中で、痛み・不快・動き辛さなどと立ち向かう時間は、人として生きる力、に大きく影響していることを肌で感じています。

そんな中、フェルデンクライス・メソッドのからだの動きをベースとしたレッスンをリハビリに取り入れていきました。Less Is More＝無意識に入った力を抜いて、動きの豊かさに気づく、という素晴らしい法則によって、痛みやストレスの軽減、豊かな表情と共に自信と元気を取り戻す、という大きな改善へとつながることを目にしています。

“Less”とは、意図的に意識を向けて、ゆっくりと小さな動きを、講師のガイドと静かな時間の中で、きめ細やかに行っていくことです。これは自分自身にとって、心地いい動きの豊かさに気づくためです。“More”とは、いまここ＝マインドフルネスに意識を向けたレッスンの動きから、こころとからだが感じた心地よさをみつけ、より深く自分自身とつながる＝自分自身を知ることで、動きかた、感じかた、考えかたが豊かになることです。

*Well-being へとつなげてくれた、フェルデンクライス・メソッドとの出会い

私自身も又、暮らしの中で顔の痛みがありました。当時は痛みが断続的だったため、自分の生活の一部となっていることには気づかなかったものの、職場でのストレスマネジメントが必要なことは感じていました。その反面なぜか、力を抜く、ということに弱さ・心地の悪さ・罪悪感を感じ、自分自身を心地のよい方向へと開放できずにいました。

月日が経ち、からだのケアに携わることを仕事とする上で、セルフケアの術を自分自身が学び、体感・実践・実感していくことで、運動指導の伝え方が変わるのではないかと感じ始めました。

そんな中、２０１３年に理学療法とからだの動きをベースとしたレッスン を融合させている、Gordon Browne先生のことを知りました。先生の治療からどの様な変化を得られるのか興味があったため、先生のクリニックに患者として通い始めました。ある日、セッション中にマットの上で転がっていると、顎がからだの動きと共に動いていることに気づき、自分の癖を知る過程の中に、痛みとの新しい向き合い方があるのだと初めて学ぶこととなりました。

私の痛みの改善から、からだの動きをベースとした レッスンがどの様に、人のために役立つのかと、大きな関心を持ち始めました。フェルデンクライス・メソッドの中にある一つの様式がこのレッスンであることを知り、講師育成プログラムのディレクター、そして、このメソッドの創立者であるフェルデンクライス博士から直接学ばれた、Jeff Haller先生に連絡を取り、先生の手技のセッションを数週間受けることにしました。

*Well-being=健康とは、病気ではないとか、弱っていないということではなく、肉体的にも、精神的にも、そして社会的にも、すべてが 満たされた状態にあること。（日本WHO協会仮訳)

知るを楽しむ、無限大の好奇心がフェルデンクライス・プラクティショナーへの道へ

Jeff Haller先生との出会いから数年後、先生のフェルデンクライス・メソッド講師育成プログラムに所属し、4年間の学びを終え、2022年10月からフェルデンクライス・メソッド 公認プラクティショナーとしての活動をスタートしました。

フェルデンクライス・メソッドとの出会いから、学んできたことをリハビリ現場そして私自身の毎日の生活で繰り返し体感・実践・実感していくことで、健康・暮らし、そして人生のパフォーマンスがより豊かなものへと結びつく、確かなものを感じています。

知るを楽しむ、無限大の好奇心と共に育てる心地よさ。

ご一緒しませんか？

からだの動きをベースとした レッスン詳細

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